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春季彼岸施餓鬼会(先祖・水子供養)のご案内

彼岸施餓鬼会(ひがんせがきえ)を下記の通り執行いたします。
先祖供養の法要には意義と目的があります。行事の意義、目的をお考えいただき、ご家族お揃いでご供養下さい。
どなたでもお申込み頂けますのでご希望の方はお電話もしくは御来寺いただきお申込み下さい。
◎ 日時:3月20日(水・祝) 14:00
◎ 場所:阿弥陀堂2階(通常非公開)
◎ 施餓鬼料(先祖代々)6,000円 追加塔婆料( 一霊 )1,000円

当日、塔婆をお持ち帰りできない方や、ご欠席される方で塔婆を受け取り出来ない場合は、
塔婆を預かり当院開山歴代住職墓地にて塔婆供養致します。

施餓鬼会(せがきえ)とは
お釈迦様の弟子の阿難(あなん)尊者が、餓鬼に死を予告された際に、お釈迦様の教えに従って、陀羅尼(だらに)を唱えながら餓鬼に食事を施したところ、その功徳によって餓鬼が救われ、阿難も寿命を延ばすことができたという説話に基づいて施餓鬼会が行われるようになりました。

仏教には六道と呼ばれる世界があり、その一つに餓鬼道があります。生前の自らの悪行(煩悩にまみれ他に施さない)により餓鬼道へ落ちると、餓鬼となり口にしようとするものは忽ち炎と化し、何一つ食べることが出来ず飢えの苦しみには際限がない。自分の力ではこの苦しみから脱することが出来ない餓鬼に食べ物を施そうというのが「施餓鬼供養」です。

施餓鬼供養では、ご先祖様や三界萬霊の塔婆を立て、沢山のお供え物をして、あらゆる餓鬼に施しをします。その功徳が施主本人やその先祖にまで及び、先祖追善供養になってゆく。これが「施餓鬼供養」の意義、目的です。

先祖と一緒に餓鬼供養も行うことで徳が積める。という考え方からお盆や春秋彼岸会で追善(ついぜん)供養として施餓鬼会が行われます。「追善」とは、故人が生前為し得なかった「善行」を、遺された者があとから「追って」代わりに実行する、という意味です。残念ながら亡くなった方は、二度と還ってきません。今、できることは、先に逝ってしまった人々への供養しかできません。
ご先祖が望むことは子孫の幸せです。

先祖供養の行事を機縁に自分のものの見方・考え方を正して、自己中心的な考え方を捨て、他と調和した生活をおくること、そしてご先祖から自分への、命のつながりに気づき、先祖へ感謝の念を捧げましょう。

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